久々に遅くまで残っていた気がする。





「ふわぁあ・・・っ」
は欠伸を零しながら校内を歩いていた。
現在17時30分、もうそろそろ暗くなり始める時間である。
さっさと帰らなきゃなぁ・・・
そう思いながら校門へと歩きはじめた。
校門の近くには野外プールが見え、その上にはちょうど月がかかっている。
プールの水面に月がうつってるのかな・・・
今の季節は夏であるため、プールの水は入ったままである。
それに、はすぐにプールへと歩いた。
「あれ・・・開いてる?」
いつもはしまっているプールの門が今日は開いている。
開けっ放しにしてあったのだろうか。
まぁ、いいか・・・
そう思いプールサイドを歩く。すると、
「・・・ん?」
何かプールの中に・・・いる?
バシャバシャ、と水をかくような音が聞こえはプールの方へと近づく。
「・・・えええええええええ!?」
そこにいたのは人だった。
え、でも何で夜のプールに人がいるんだ?何で?
そうこうしている暇はないと感じたは、すぐさまプールへと飛び込んだ。

「っ、ゲホ・・・ゴホッ・・・」
「ハァ・・・ハァッ」
やっとの思いで助けプールサイドで二人して息を切らしていた
「だ、大丈夫・・・ですか?」
「ああ・・・何とか。有難う・・・」
「いえ・・・溺れて、ましたよね?」
「いや・・・思ったより深かっただけだ」
・・・見栄、はってませんか。
いきなり初対面の人物にそうツッコむ気にもなれず
ははぁ、とため息をついた。
「何でこんな時間にプールなんて・・・」
「昼間は泳げないんだ」
「え?」
「私の姿は、少し君や他の生徒達とは違うからね」
怖がらせてしまうだろう?
そう寂しそうに呟く。
「・・・そうなんですか?」
「ああ、今は暗闇だから分からないかもしれないかもしれないが」
「そ、そんな事ないですよ!
少ししか話していないけれど・・・あなた、すごく優しそうに見えますから」
「そうかい?」
「はい」
「有難う、レディ」
急に見せられた優しそうでどこか紳士的な笑みにはドキッとした。
「私の名前はフィッシュ竹中、君は」
です、フィッシュ・・・ってことは魚・・・なんですか?」
「ああ」
・・・なのに、溺れてたのか・・・驚きだ。
「じ、じゃあ帰りますね」
すると、
「夜道には気をつけて、レディ」
すれ違いざまに頬にキスをされた。

それが、竹中さんとの出会いだったりする。



夜のプール
(その後、再び竹中さんと夜のプールで出会うことになる)




御題提供・・・
Blue Tears


A*to*ga*ki*
苦しい、はい、苦しいですよー(← 
初竹中さん、今日は初が多いですね。
全巻買ってないので竹中さんは他サイト様の夢小とか見て口調とか考えたんですけど・・・無理でした;;(ぇ 
どうしても竹中さんに「レディ」って言わせたかったんだよ!
名前の意味なんてもう既にないよ!!(黙れ 
でも竹中さんが好きです、うん。遣隋使組はどれも好きだ。